試験後の見直しと分析について(前編)

皆さんは学校の定期試験、あるいは中3ならVもぎ、高校生ならベネッセの模試の結果から何を学んでいますか?「今回はできたから良かった!」「今回はダメだった!」と“点数を見たらおしまい”ということにしていませんでしょうか。

悪い点数だったら「もう見たくない!」と思ってその後ほったらかしにしてしまう気持ちもわからなくはない面もあります。
しかし、実はそのある種の本能に反してやるべきことをキチンとやることが他生徒との違いを生み、自分自身を成長させるコツです。

このことは別記事の「自分を律する気持ちや謙虚さ」にもつながりますが、出来なかったところから自分自身を客観的に知り、以後弱いところを補強すべく今までの学習を点検し改善していくことが必要なんです。また、それができればいずれ間違いなく結果が出ます。

試験というものは、いうなれば病院の健康診断のようなものです。
血液検査で何々の数値が悪いとなれば、それにつながる食事などの生活習慣を変えていくはずですよね。一方、試験では現時点で出来なかった問題あるいは問題群に対して何もしないのでは、本当にもったいないことです。

試験後にやるべきこと

では、具体的にやるべきことですが、まず解き直しをしてみてなぜその時点でできなかったのかを考えます。

数学ならば知識がなかったのか考え方の筋道を間違えたのか(あるいは根拠なく進めてしまったのか…実はこのこと演習時にやるのは大きな問題です!)、英語ならば語彙がわからなかったのか構文・文法が甘かったのか、あるいは時間が足りなかったのかなどを分析し、対策としての今後の方針を立てます。

ただし、見直し自体はともかくとして個々の生徒が持つ問題の分析となると、勉強時間が足りなかっただけという単純なものから、自分自身では全く見えていない教科の本質にかかわるような勉強方法の「間違い」にぶつかることもあります。この辺りは後編で述べます。