ここではエマールゼミの小学生コースのうちの一つ、『エジソンクラブ』についてご紹介します。
エジソンクラブの基本指導内容
2023年度からのエジソンンクラブは、従来の算数・国語に加えて英語も加わります。
基本的にこれらの教科のうち2教科を選択し、週2回のそれぞれ各45分×2となります(要望により例外あり)。
使うテキストは生徒自身が読んで問題を解く形態(書き込み式)となっており、説明の分からない箇所や問題におけるヒント・解説を講師が担います。
算数指導の例
ここでは、一例として算数の指導について細かくご紹介します。
以前は集団授業として学習塾用の一般的なテキストを使い、
講師の説明➡生徒の演習➡机間巡視➡答え合わせ
の授業形態でしたが、小学生ということもあり勉強意識や単純な学力の問題で「ただ座って時間が来るのを待つだけ」となる生徒もいました。当然ながらその場合は通塾の効果が出ません。
そのため「自立学習型テキスト」として単元ごとに分冊されたものを使い、生徒自身がテキストを読み、理解した後に問題を解くことによって学習していくシステムに変更しました。こうすることで、本人が進めなければ1ページも前に行かないので「ただ座っているだけ」の状態がなくなります。
一方、生徒によっては間違ったまま進めてしまうこともあるため、答え合わせ・丸付けはすべて講師が行います。
(ただし生徒同士が議論したり、教え合ったりすることは基本的に是としており、このことによって意識が高まったり「楽しく学ぶ」ことのできる要素になったりします)
特に机間巡視中など生徒一人一人に対する認識あるいはヒントの与え方は重要と考えており、ここは講師の腕の見せ所です。そのためには授業時間中、講師は生徒一人一人が今学習している場所を随時把握したうえで、「この子はもうすぐ難しい箇所にぶつかるがどう対応するかな」といった環境把握をしています。
ヒントの出し方は、生徒の学力あるいは意欲の強弱によって変えます。
場合によっては『線分図を書いてごらん』とだけ指導したり(初めのうちは実際に線分図を書いてあげます)、問題解決のための実験としての表や□を入れた式を書いてあげたり、場合によっては一通り全ての方法を説明しその後自分たちでもう一度やらせ真似をさせたりします。
指導方法は生徒によって異なることが当然だと考えますので、これが自立型テキストを使った個人指導クラスであるエジソンクラブの利点です。
テキストは、教科書レベルの基本的なものから発展レベルまで用意しており、生徒の学力や学習進度によって最適なものを活用していきます。
英・国指導の例
国語については、テキストは「のびのびじゃんぷ」を使っており、クラスとして個人進度別・個別指導で学習できるような形態になっています。
ただし、特に説明文では設問の答えとなる根拠が本文のどこであるのかをチェックさせるようにし、「なんとなく」選択肢を選んでしまうことを避けるようにしています。
今年から取り入れる英語ですが、「聞いて・話して・読んで・書く」のいわゆる英語4技能うち、まずは読み書きの語彙・文法知識を運用した簡単な読み取りが出来るように進めていく予定です(テキストはWINPASSを使用)。
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