中学生集団クラスの様子

<エマールゼミ・中学生集団クラスの様子>

 

ここでは、エマールゼミのクラス授業の様子をお届けします。

 

中1クラスの生徒たち

 

現在の集団クラスの特徴は中1は少数精鋭であり、特に数学と英語においては通知表の評価が4か5を取っている生徒がほとんどです(青葉中のK君は今回の期末試験でも数英の順で2位と1位)。

国語は中学入学時はあまり点数が振るわない生徒もいましたが、今現在は皆校内にて中の上~トップレベルを保てています。中1クラスの生徒たちは基本的に真面目で向上心が高いです。

 

 

中2クラスの生徒たち

 

中2については中1とは事情が異なり、ゲームが好きでできれば勉強などしたくない生徒が多いです。しかし、彼らにも自身の中に「勉強しないとマズい」という思いはあるので、試験前などは通常授業に加えての試験対策特訓にも積極的に参加しています。

 

なかには中1では青葉中で学内順位が50位程度であったI君が、エマールゼミ入塾後に一度17位になり、最近はこの辺りで動いています(課題教科を克服すればまだ伸びる見込みアリ!)。

 

また、A君という生徒は英語がいまいち苦手ではありますが、歴史に関心が強く最近のロシアのウクライナ侵攻に関して日本の憲法9条の是非を授業後に話し合ったこともあります。
中2にしては歴史に深い知識と考察があり、彼は大学入試で大化けして早慶レベルをも戦えうる生徒だと思っています(かつて似た生徒がいまして、中3中期までは社会以外は平均以下でしたが、その後大きく伸び三田高校に進学したのち早稲田大学に合格、大学卒業後は三井物産に就職!)。

 

さらに、人一倍勉強嫌いなKさんは『勉強は死ぬほど嫌い』と言いながら、エマールを休んだこともなく試験前の特訓にも必ず参加しています。そのこともあり、特に苦手な数学は今回の定期試験で82点を取りました。難しい面のある彼女でも、頑張ったことに対する誉め言葉は素直にうれしいようでした。

 

 

中3クラスの生徒たち

 

今度は中3のクラスのHさん。自分で物事を深く考えることができ、数学などは試行錯誤し、遠回りであっても自分なりの思考回路で貪欲に解き進めています(この姿勢は数学の実力には必須な姿勢です)。しかし一方では、知識が必要な英語の語彙・文法には時間を割けていませんでした。

 

大まかに子どもたちのタイプを分けますと、「論理的な試行錯誤は得意(=好き)だが漢字や英単語などの知識を覚えるのが苦手なタイプ」と、逆に「知識はあるが筋道を立てて考えたりすることが苦手なタイプ」がいます。

文章をつなげて読むことの苦手なタイプは基本的に後者の「筋道を立てて考えることが苦手」なタイプに属しますが、読むことに抵抗があったり語彙が少なかったりすることが原因(つまり「正しい読み方」における演習不足)で、前者タイプでも不得手な生徒もいます。

 

今回Hさんの三者面談にて、その状況をとことん話して具体的な改善策を講じた結果、V模擬に明らかな上昇がみられ(もちろん英語担任の講師の力でもある)、本人も『なんだか(苦手であった英語力克服が)乗り越えられつつあるみたいです』との言葉がありました(直近のV模擬の偏差値では国語・数学が60越えであるにもかかわらず英語だけが40代というのは、潜在的な力が発揮されておらず今までの学習習慣に大きな偏り、課題があったと思われます)。

 

 

一人ひとりに合わせた指導を

 

子どもたちの中には高い意欲を持った生徒もいれば、嫌々ながら何とかやるべきことを最低限だけこなしている生徒もいます。問いを自主的に学ぶ意味合いのある「学問」ではなく、状況に強いられ励む「勉強」であるから普通に放っておけば子どもらは勉強しないものです。しかし、この努力が生きる力になるものであります。

 

お茶の水女子大学の名誉教授である藤原正彦氏は『子どもには強制的にでもいいから学ばせるべきである』と述べています。もちろんそういう面もありますが、小学生の高学年ともなれば物の道理が見え始める年齢でもあるので、自分なりに勉強する意義・意味が理解出来ればより自主的に効率よく学べます。

 

小中学生は、まだ自分がどうであるのかが客観的に見えておらず、勉強の意義だけでなく自分はどんなタイプであるのかを知りません。しかし大人である講師は、一人ひとりの生徒の問題点・課題点を見つけることができ、かつその具体的な対策を取ることも助言できます。

 

正解は1つであることが多いですが、その間違え方は十人十色だからです。
大事なことは、その間違い方の傾向によって「何が問題・課題であるのか」を掴み、それをアドバイスすることです。

 

なかには、潜在能力が高いにもかかわらず全く勉強していないために結果が出ない生徒もいます。今の時代、親御さんは一方的かつ強制的に勉強させることは難しいので、三者面談での話し合いが良い結果を出すことが多いです。

 

 

 

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